☆DPC-SLZご使用時の設定

DPC-SLZのご使用につきましてはSL-Zaurus側のGUIでの設定にて追加できない部分の設定を
変更する必要がありますので、rootにて書き込みの出来るテキストエディター等が必要です。
Zaurusでは基本的にCFスロット等を利用した通信が前提とされているため、これを使わない設定を
作るためには唯一スロットを使わないで設定ファイルを作成できる赤外線通信設定を利用します。

1)Zaurusのネットワーク設定

Zaurusのネットワーク設定を開き、ダイヤルアップ接続にて追加を選び新規接続を作成します。
ダイヤルアップ接続の種類にて「PPPダイヤルアップ接続 赤外線を選択、先の編集へ進み
接続先タブにて名前を「DPC-SLZ」としユーザー名、パスワード、電話番号を入力します。
ここでの電話番号には接続する通信方式の種類により末尾の「##数字」を必ず入れて下さい。
例 「64KPIAFS(回線交換方式) 0570570011##4」 の様にします。(サンヨー製端末も同じ)
(通信方式別の電話番号はご自分のプロバイダか DDI-POCKETのホームページをご参照下さい)
次にモデムタブを開き初期化コマンドの所をいったんすべて削除し、
「AT&F&C1&D2&K3&S0E0 AT」と入力し下さい。上記以外の部分はデフォルトのままで結構です。
以上を半角英数字で入力していることを確認したら、OKを押しネットワーク設定に戻ります。
画面に今作成した設定名が表示されていると思いますので名前の横の自動接続の為のチェック
ボックスをチェックしておいてください。

2)設定ファイルの編集

次に先ほど作成した設定ファイル等を直接テキストエディターで編集します。
これはデフォルトのネットワーク設定の画面からは設定できない部分を書き換えるためです。
テキストエディターにはご自分の使い慣れたソフトをご使用下さい。(一部ソフトでは該当ファイルが
開けない場合も有ります。)
なお、書き換え時にはrootの権限が必要ですのでご注意ください。
まず「/etc/ppp/peers」というフォルダーに、IRDAで始まるファイルがありますのでこれを開きます。
文頭に
「noipdefault」
「115200」
となっているのでこれを削除し
「/dev/ttyS0」
「57600」(ここの数値はPHS側に設定した数値と同一の物とします)
と変更します。(それぞれ一行づつです、括弧は要りません、半角英数字です)
終わったら上書き保存して終了します。
次に「/etc/ppp/」というフォルダーの「options.ttyS0」というファイルを開き
「idle 30」行の先頭に「#」を書き加え、コメントアウトします。
(これも半角記号です)
終わったら上書き保存します。
以上で Zaurus側の設定はすべて終了です。

3)PHSの設定

データ通信ケーブルの設定をONにし、通信速度を57600にします。
(電話機の機種によっては上限が違うのでその機種の上限に設定してください、ここの数値と
上記の Zaurus側の数値は必ず同じにします)
通信モードはベストエフォートに設定してください。
以上でPHS側の設定も終了です。

ケーブルを Zaurus側を先に接続し画面下の地球マークをTapするかMenuの「インターネットに接続する」
を選び実際に接続してください。

注意点

*上記のファイルをテキストエディターで編集した後、再度ネットワーク設定で開くと
 エディターで編集した部分が 元のデフォルトの状態に戻されてしまいます。
 その場合は再度テキストエディターで開いて編集し直してください。
*Zaurus側を繋がずにPHS側のみ繋いだ状態ですと「データ通信OK」と「データ通信OFF」を
 繰り返すことが ありますが、電圧が変動するためで異常ではありません。
*設定タブの赤外線受信モードが自動受信に設定されている(手動にする)
 また通常でも接続が不安定になった場合はこれをいったん開始にし中止にすると
 ポートが初期化され問題が解消します。